かくれまどろみ
ハヤテのごとくの感想を中心に、アニメやマンガや小説や日常のことを書いていくブログです

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高田崇史さんのQEDシリーズを読み始めました。『龍馬暗殺』まで読みました。感想は…いや~面白いです。歴史好きなんですけど(詳しくないのですが、受験の知識程度です)、ふむふむと思いながら読んでしまいます。決して歴史本でもないのに、なるほど~と思ってしまう。ミステリーですけど、起こった殺人事件を、歴史上の出来事の謎を解き明かしたり、考察したりするうちに、オーバーラップして解決するというパターン。はっきり言って殺人事件を解決というよりも、歴史上の謎のようなものに対して、主人公の桑原崇が自説を展開することの方が気になってしまいます。高田先生の考えを小説を借りて展開しているのかな?



登場人物も魅力的。やっぱり登場人物って気になるところ。キャラ萌えか…

主人公の桑原崇は変人と言ってもいい人で、薬剤師なのに寺社仏閣などを巡るのが趣味で、異様に歴史に詳しい。崇と祟が似てるからタタルさんと呼ばれてます。まさに博覧強記。だけど、ただ知識を覚えてるだけなら意味は無いと言っております。人は辞書やCD-ROMになるわけではないのです。他のとこでも目にするテーマですけど、確かにそうですね。如何に使うか、新しいものを生み出すかことなどに、価値があるのか。違うかな…

ヒロインの棚旗奈々は、崇と同じく薬剤師。そして普通の人。常識人です。崇の変人ぶりについていけないようで、気にもなるようです。普通の人(男性)を異性としてみると、まるで自分を見てるようで嫌だと回想してるところがありました。自分が普通だから、普通の人を見ると、自分の嫌な所を見ているようだと。わかるかもしれないな。それでも、普通のわたしは、毎日がルーティンな、レールに乗ってるような生活があっているのだとも。

他にも崇の友人の小松崎、奈々の妹の沙織など、皆個性的。皆酒飲み。皆歴史に詳しい(一般に比べて)。



このシリーズを読んで、全然歴史のこととか知らないんだなと思ってしまいました。

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飛び降り自殺とされた男性死体の額には「θ」と描かれていた。

半月後には手のひらに同じマークのある女性の死体が。

さらに、その後発見された複数の転落死体に印されていた「θ」。

自殺?連続殺人?「θ」の意味するものは?

N大病院に勤める旧友、反町愛から事件の情報を得た西之園萌絵らの推理は…。

好調Gシリーズ第2弾。

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やっぱり、S&MやVシリーズに比べるとあっさりしてますね。スイスイ読み進められます。しかし、そこが物足りないと、中途半端だと、謎のようなモノに意味はあるのか、など批判されてしまうところなのですね。物語としては、100%謎を解明しないで、謎を残して、読者に委ねるというのもアリだと思うのですが、それではミステリーではないということになるのでしょうか?



C大学の3人の推理というかやり取り、萌絵と犀川先生のやり取りが好きなんですよね。これはもはやキャラ萌えか。キャラといえば、今回は懐かしい顔が何人か登場しましたね。1人はラヴちゃんこと反町愛。彼女は今はN大医学部で働いています。萌絵もD2だし、時間が経ったんだなって思ってしまいますよね。そして、保呂草潤平と各務亜樹良。赤柳さんと保呂草さんの関係は一体?船で会ったといっていたが。赤柳さんの正体も気になりますよね。こう考えると、事件の起こり方やトリックよりも、過去のシリーズの登場人物との人間関係やその関係の謎が気になってしまってます。あと、だから、読んでしまうんですよね。これが森マジック?

ちなみに、犯人やトリックはわかりませんでした。こんなのよくあるトリックだし、単調だと言われていますが、わかりませんでした。たまに、わかることもあるんですよ。



あと、Gシリーズの中に、含まれてると思われるのが、生と死についてということですね。加部谷さんたちも、萌絵と犀川先生も、殺人事件(実際に殺人ではないこともあるが)に触れて、何故人は自ら命を絶つのか、生きることとはということについて考える、自分の考えを言うこともあります。個人的にはこの点も気になるところです。考えさせられるところがあるから。



「でも、せっかくの命を粗末にするっていうのはどうかと思う。自分の力で生まれてきたわけじゃないんだからね…うん、まあ、でも、逆に言えば、生きている権利があるように、生きることを好きなときにやめる権利があるっていう主張もあるわけだよね、きっと。あ、ほら、自己破産みたいなものじゃない。もうやめますっていう…そう考えると許してあげてもいいかなっていう、うん、そんな場合もあるだろうな。そう、どっちともいえないなあ…」

長いですけど加部谷さんの言葉を引用します。

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)
(2005/05/10)
森 博嗣

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おもちゃ箱のように過剰に装飾された

マンションの一室に芸大生の宙吊り死体が!

現場は密室状態。死体発見の一部始終は、

室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。

タイトルは『φは壊れたね』。

D2大学院生、西之園萌絵が学生たちと

事件の謎を追及する。

森ミステリィ、新シリーズいよいよ開幕!!

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英題は PATH CONNECTED φ BROKE



S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズに続く新シリーズ。S&Mシリーズとその登場人物が好きだったので、犀川先生や萌絵が出てくるこのシリーズは、それだけで読んでみようかなって思ったんですよね。



しかし、このシリーズでメインとなるのは、彼等ではなくて、加部谷恵美、山吹早月、海月及介の3人です。加部谷さんはどこかで…と思ったら、S&Mの『幻惑の死と使途』で登場しましたね。あのころは中学生、今は大学生、時間が経ちました。この加部谷さんのキャラは結構好きです。山吹くんもなかなか。異質なのは海月くん。小さい犀川先生みたいな感じでしょうか。その観察力や判断力は只者ではない?



今作は、今シリーズは比較的読みやすいです。トリックや構成といった点は上手く判断できないんですけど、ストレートというかなんというか。ミステリーというよりも、ミステリー風味といった印象を受けました。いろいろ評価が厳しい今シリーズですけど、登場人物や、ギリシャ文字関連はそれぞれ関係あるのかと気になるので読むと思います。って書いてる時点で、最新の『ηなのに夢のよう』まで読んでます。



気になった、面白かった台詞

「話す内容がなくても、つぎつぎに言葉が繰り出せる、というのは、一つの才能だと評価できる」海月及介 P,253

これ、自分にはムリです。たしかに才能だと評価できるかもしれないですね。

φは壊れたね (講談社文庫 も 28-34)φは壊れたね (講談社文庫 も 28-34)
(2007/11)
森 博嗣

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